【解説】【山行】残雪期の剱岳に行く方法を紹介します

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剱岳登山 バリエーションルート

いよいよ、登山の開始です

2泊3日 剱沢野営地にテント泊し、二日目に剱岳へアタックです

剱岳へは、源次郎尾根を狙っていましたが

当日は気温が高く雪質が悪いため、安全を考慮して平蔵谷のピストンに変更しました

一日目  [ 室堂-剱沢野営地 ]

室堂から雷鳥沢までは、観光客がたくさん

噴出する硫化水素の香りをかぎながらすすみます

立山も目の前にみえて、残雪期の雪をみて楽しむにはうってつけの場所ですからね

■ザック

荷物がとても多くなりました

 2泊3日の雪上テント泊装備

 ロープ、登攀具

の両方が必要になります

今回、27kgの重量になりました 75Lのザックに搭載しました

■大型ザック

重量があるときこそザックの背負う機能が快適さを大きく左右します

ザックは各社がこぞって独自の性能をアピールしていますが

実際どう違うのかはネットでいくら調べてもわかりませんでした

そこで、石井スポーツの店舗であらかじめ候補にしていたザックを比べて選びました

肩に重量を感じたり、背中後方に引っ張られる感じがするものもありました

即決でした 私が選んだのは、

グレゴリー バルトロ 75L

決め手は、腰で背負えるザック

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■アタックザック

アタックザックはFerrino 40+5を選びました

大型ザックの天蓋に挟んで持ってゆきました

腰で背負えるバルトロであっても、さすがに総重量が重いので

剱御前小舎までの斜面を登るのは、しんどくて永遠に感じられました

そこから下ってゆくと、剱沢の幕営地にたどり着きます

室堂をでて5時間ほどで到着

大仕事を終えた感がありました

■テント設営

雪を掘り下げてある使用後の場所をさらにショベルで整地して利用しました

竹ペグを埋め込んでテントが飛ばされないようにしっかり固定します

■水づくり

二人で5Lほど作るのですが、結構時間がかかります

きれいそうな雪をビニール袋にいれてテントわきに用意しておきます

2L鍋にあらかじめ少し水を入れたうえで、雪を投入して入れてバーナー湯を沸かす感じで

 雪しか入っていないと、鍋が焦げてしまいます!

ロートにセットしたコーヒー用紙ペーパーでこして、ボトルに蓄えます

 まず、床における間口が大きいポットにいれる

 ポットからプラスチック容器(口が細い)にロートで移し替える

これを数回繰り返します

各自、明日の行動水 2L分、今晩の夕食用 0.5L を用意しました

■夕食

ドライライス、カレーのパック品、ハンバーグのパック品

体力がいる行程なのでタンパク質としてお肉を食べたくて持ってきました

ドライライスを戻している20分ほどの間に、カレーとハンバーグを湯煎しました

二人それぞれ作ると1時間ほどかかかります

■満天の空

24時間寝ていなかったので、星空探索はほぼせずにすぐ寝ました

寝床
  • シュラフ ISUKA エアプラス 450 (マイナス6度)
  • シュラフカバー モンベル ブリーズ ドライテック プラス スリーピングバッグカバー
  • エアーマット モンベル エクセロフト エアパッド 180
  • 上下ダウンを着込み

氷点下一桁までを考えて準備しましたが、

実際、夜も外気4度でしたので十分温かったです

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