雪山とクライミングがある程度できるようになるとその次にやってみたくなるのがアイスクライミングです
かく言う私もあ雪山登山に行く途中で見かけるアックス2本をザックにかけて進んで行くパーティーに別世界のオーラを感じていました
そのたたずまいが格好よくて、うらやましかった
今回は、アイスクライミングを始めるかた方に道具を紹介します
アイスクライミングが始められるようになったということはそれなりに登山やクライミングの経験をしてきていることでしょう
特殊な遊びですし、道具へのこだわり出てくる時期だと思います
アイスクライミング高価な道具なので慎重に選びたい気持ちはわかります
私が実際に始めてみて感じる他のは最初は定番の製品でよかったということです
冬山+クライミング装備に加えて必要になります
- アックス2本
- アイゼン 縦爪
- キャリーツール
初心者はまずフォローで登るので最低限これを使いできればアイスクライミングに参加できます
将来リードを始めるときには、さらにスクリューなどが必要になりますがそれはまたその時期に!
登攀具
アックス
定番

PETZL(ペツル) ノミック U021AA00
- メーカー品番:U021AA00
- 2019シーズン向けにモデルチェンジした新しいノミックです。標準装備されているピックはピュアアイスです
- 重量:585g
- ピックタイプ: 1 シャフトタイプ: 2
2本必要です
重さ、バランスが絶妙でありこれを持っていれば間違いありません
アイゼン
定番

Petzl ダーツレバーロックフィルアイゼン ワンサイズ
- 重 量:815g(モノポイント/両足)
- 爪の数:12
- 認 証:CE EN 893, UKCA, UIAA
- 素 材:クロムモリフデン鋼、ステンレススチール(ワイヤー・リベット)
通常のアイゼンでもアイスクライミングを始めることはできます
もしアイスクライミングを続けていくのであれば専用のアイゼンを別途購入することをお勧めします
アイスクライミングでは前爪で氷の壁に蹴り込んで刺しこみます
通常の雪山用のアイゼンで困ることがあるの?
うまく刺さらなくて困る場面が少なからず出てきます
とくに硬い氷や、凹凸がある面への蹴り込みでは難しく感じるでしょう
![]() 専用 | ![]() 汎用 | |
---|---|---|
向き | 縦 | 横 |
幅 | 一定 | 広がってゆく |
厚み | 厚い | 薄い |
形状 | のこぎり状 | 平滑 |
本数 | 1本 or 2本 | 2本 |
■形状
専用の前爪の特徴は、氷に差し込みやすい形状です
- 体重がかかってもゆがまない縦方向
- 氷に差し込んで立ちこめる真の強さ(厚み)があります
- 滑り抜け落ちないようにのこぎり状になっています
- 差し込めるよう先端以外は太さが一定
■1本 vs 2本
前爪の本数これは、登る場所によって変更します
氷面に凹凸がある場所では1本のほうが場所を選びやすいでしょう
また1本の方が一点に力がかかるので刺さりやすい感じを受けます
靴への固定が簡単にできます
前爪はモノポイント、デュアルポイントのいずれにも変更できます
キャリアー
ハーネスに装着するキャリアー
アックスやスクリューなどかさばる道具をひっかけるのに必要
アックス2本なら1つでも足りる
道具が増えるなら追加で購入しましょう

PETZL (ペツル) キャリツールエボ ツールホルダー P043AB00
重量:40g 耐荷重:5kg
まとめ
いかがでしょうか
まずは定番をそろえておくことで道具の心配はなくなります
ぜひアイスクライミングの世界に足を踏み入れてみましょう