登山口まで自動車を利用する方も多いでしょう
時には往復500-600kmを運転することもあり、燃料にかかる費用は気になるころですね
自動車といっても、サイズも様々です。
燃料はガソリン、軽油でも価格が違います
カタログなどで単純に燃費を比較しても、実際のところどうなんだろうって、常日頃思っていました
通勤で毎日100km運転する自動車ヘビーユーザーの私
3台を連続して使用する機会がありましたので、実際の燃料費(実際に支払った金額)を比較してみました
118i 1シリーズ
X1 18i 小型のSUV
X5 35d 大型のSUV
ある意味、対極にあるこれらの3台
はたして、どの車が一番お財布に優しいのでしょうか
なんと、
巨体のX5の燃料費が最も安いという結果
BMWの3台
BMW 118i
2022年登録
車両重量(kg) | 1,390 |
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車両総重量(kg) | 1,665 |
全長 / 全幅 / 全高 (mm) | 4,355 / 1,800 / 1,465 |
エンジン | ガソリン 1.5L 直列3気筒 |
効率的なエンジン、BMW 1シリーズで初めて採用される前輪駆動システム
BMWは、スポーツ性能や車を操る楽しみを重視してきたことで、後輪駆動や独自の4輪駆動車にこだわりを持っていました
しかしながら、この1シリーズは、前輪駆動になります
小さな車でも車内空間を広く確保することにも役立っています
前輪駆動車でもスポーツを感じされるセッティングが施されています
今回の比較の中では最も新しい車
BMW X1 18i
2011年登録
車両重量(kg) | 1,560 |
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車両総重量(kg) | 1,835 |
全長 / 全幅 / 全高 (mm) | 4,470 / 1,800 / 1,540 |
エンジン | ガソリン 2L 直列4気筒 |
SUVにしては車高がずいぶん抑えられているためか、X3やX5とは異なる、X1の独特のプロポーションになっています。
Xシリーズで最も小型
今回の比較では、最も古い車
X5 35d Mスポーツ
2014年登録
車両重量(kg) | 2,240 |
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車両総重量(kg) | 2,515 |
全長 / 全幅 / 全高 (mm) | 4910 /1985 / 1760 |
エンジン | ディーゼル 3L 直列6気筒 |
大型SUV 日本で乗るにはちょっと大きい
車重は2.5トン!!もあります
ディーゼルターボによる低回転からの豊かなトルクのため、物ともせずスイスイと動くところはさすがです
山に行くには朗報、車中拍にもってこいなのです
このサイズなら、二人でも余裕のゆとりがあります
三人でも、後ろのシートを倒せば寝るスペースに困らないでしょう
計測条件
測定場所 往復100kmの通勤路
一般道路 15 km
高速道路 35 km 速度 80-90km/h
給油の燃料価格
ハイオク 169円/L
軽油 134円/L
(2023年11月10日 利用している給油所)
ここ最近の物価上昇といい、燃料代の上昇といい、高いですね。
結果
実測値 100kmあたり 燃料の代金が安い車
第1位
X5 35d Mスポーツ(2014年)
軽油 6L 800円
第2位
118i (2022年)
ハイオク 5.3L 920円
第3位
X1 18i (2011年)
ハイオク 8L 1450円
高速道路、一般道を含めた中長距離の移動という、登山口までの運転に類似した条件で検証しました
圧倒的に巨体であるX5で、実際の燃料代金が一番安いという結果でした
軽油の安さ、燃焼効率が良いディーゼルエンジンの特性が現れた結果ですね
ちなみに、
同乗者と荷物が増えれば 100kg-200kgほどさらに重たくなります
基礎車重が軽い1シリーズやX1では、X5に比べて、重量増による燃費の悪影響が大きく表れるでしょう
いかがでしたか?