【レビュー】 沢登りの飲料水は、浄水器ビーフリーにお任せ!

沢登りの飲料水は?浄水器ビーフリーにお任せ

山登りでは必要な水を担ぎ上げなければならず、荷物の重量が重くなる原因ですね

ところが

沢登りとなれば、沢の水が豊富にあります

見とれるほどきれいな沢であっても、生でたくさん飲むのはちょっと注意が必要です

そこで役立つのが、携帯型の浄水器です

今回はKATADYNの BeFree (ビーフリー)を紹介します

ここが良い!

ボトルが柔らかくコンパクトに収納できる

ろ過速度が速いのでストレスがない

メインテナンスが楽

目次

スペック

ビーフリーは3つのサイズがあります

本体ボトル部分の大きさが異なるのみで、フィルター部分は共通です

フィルター0.1ミクロン ホロファイバー膜
出力約2L/分
洗浄能力最大1,000L
本体ハイドラパック®製
サイズ0.6L: 8 x6.5x27.5cm   59g
1.0L: 14 x 6.5 x 26.5cm  63g
3.0L: 23 x 7.5 x 44.7cm 105g

一つ一つ見てゆきましょう

フィルター

白いそうめんのような細い糸状のものが詰まっています

この一本一本がホロファイバー膜(中空糸膜)です

中空糸膜は、医療用の透析膜や家庭用の浄水器などに使用されています

糸のように細いストロー(中空糸)の壁がフィルターとして機能します

水がストローの壁の外から中へ流れ込んでゆく過程でろ過される仕組みです

この中空糸膜が無数に束ねられています

0.1マイクロメーターのフィルター径のため、細菌(通常 1-10マイクロメーター)が通過せず除去できる仕組みです

出力(浄化の速さ)

画像は、BeFree 付属のmanualから

ろ過速度は、毎分2Lです

例えるなら、ペットボトル500mlを飲むのに15秒ですから、

 フィルターに直接口をつけて飲むにしても

 料理の際に沢で汲んできて鍋に水を移し替えるとしても

十分に早いろ過速度で、ストレスはないと思います

山で疲れて忙しいときにこそこのストレスを感じさせないことはとても重要ですね

洗浄能力 (フィルターの寿命)

1,000L

1Lボトルであれば、1,000回 のろ過を行えます

物足らないでしょうか?

沢登りを例に計算をしてみましょう

 一泊二日 行動中 2L x 二日 + 食事時(鍋もの) 2L = 6L  【166回分】

 日帰り  行動中2L = 2L 【500回分】

こんなに使いきれないですね

1,000Lのろ過ができれば使用用途として必要十分であることがわかります

ちなみに、この製品自体の保証期間は2年です

使い勝手

テント泊で小仙丈沢を遡行して、仙丈カールをのぼり、仙丈ヶ岳に行った時の実際の使用感を報告します

あ! 洗浄だけに、、、、、  失礼しました、、、

■沢の水をくむ

フィルター部を外します

容器の口径が大きいので沢の水を汲むのはとても簡単です

そのまま、フィルターを蓋のようにしめます

■ボトルを絞ってろ過させる

水を貯えるボトル部分の材質はハイドラパック®製、半透明で触り心地はとても柔らかいです

水を蓄えたボトルを絞るように握ることで、フィルター通過して浄化された水が出てきます

軽く絞るだけでよいので、本当にストレスフリーです

■使用後、メインテナンス

くしゃくしゃとたためるので、未使用時はコンパクトに収納できるのも助かります

ザックの中でもかさばりません

自宅に戻ってきてフィルターを洗浄するときも水につけてすすぐだけ

メインテナンスもすごくらくちんです

まとめ

軽くてコンパクト

ストレスのない浄化速度

メインテナンスも楽

三拍子そろった浄水器

重たい水を持ち歩かなく楽になりました

あなたの沢登りライフになくてはならないアイテムになるでしょう


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