1年間保管していたニット、カーディガンそしてセーター
収納ケースから取り出したものをそのまま着るとく、鼻水やしゃみがでたりしませんか?
これは、かびやダニなどによるアレルギー症状です
衣類を陰干しすることで、匂いは軽減しますが
繊維の隙間にあるアレルゲンは干しても完全には除去できません
クリーニングに出せば手っ取り早いですし、間違いありません
毎シーズン終わりにクリーニングして収納する
次のシーズン初めにまたクリーニングに出してから使用する
なんだか非効率
自宅で洗濯できたらいいなと思いました
でも自宅で洗濯して大丈夫なのか心配になりますよね
仮に洗えたとしてもニットやセーターは強く脱水ができません
水を吸って重たくなった状態でハンガー干しにすると
自重で伸びたり、ハンガーの角の跡がついてしまいます
そこで登場するのが、型崩れを防止に役立つ平干しネットです
実践した結果をご紹介します
洗濯
自宅で洗濯できる or できない衣類
桶にがついているものは 自宅ではお洗濯できません
この場合は、クリーニングに出した方が無難です
自宅で洗濯することにより衣類を痛めてしまうことを示しています
自宅で洗えるかはこの洗濯マークがないことがまず第一条件です
洗濯機のデリケートやおしゃれ着コースで
手洗いマークがついている場合でも、洗濯機によっては洗えるお洗濯コースがあります
各社、呼び名がことなるのでご自身の洗濯機説明書を読んでおきましょう
ドライコース/デリケートコース/おしゃれ着コースなどです

なお洗濯機で洗う場合、衣類はたたんでお洗濯ネットにいれます
洗剤
色落ちしない、ドライマークでも洗えるなどをうたい文句にした
おしゃれ着用の洗剤が販売されています
中性洗剤です
洗剤は規定量の半分程度でも大丈夫です
今回の目的は汚れを落とすことが目的ではありません
干す
平干しネットの種類
吊るし型のタイプは、2段、3段の平干しネットをハンガーでつるして干せるタイプです
一度に複数枚を干すことができるのはメリットでしょう
ただ、私は衣類を出し入れしづらいかなと感じました
そこで私は一枚型のタイプにしました
浴槽の上に敷いてつかいます
それも2枚購入しました
袖を伸ばして干すにためには1枚では足りません
横に並べて使用するのが良いです


このネットは、コンパクトにたためます
広げると、まるでテントのように自立して長方形の一枚のネットになります
実践編
ポリエステル、ナイロン、アクリル、毛の素材

■洗濯のマーク
お洗濯マークをみると、手洗い不可のマークはありません
「30度を限度に非常に弱く洗うことができます」
洗濯ネットにニットをたたんで入れて、自宅の洗濯機にあるおしゃれ着コースを利用しました
■干すのマーク
「日陰の平干しがよい」

浴槽に平干しネットを2枚横並びにしてその上に洗濯したニットをひろげました
袖がわずかに外に出るくらいですみました
浴室乾燥機を使用して乾かしました
なお、乾燥機を使う際には
熱による衣類へのダメージがないように次の2点を事前に確認しておきました
- 温風の出る天井から距離があるので衣類に強い温風が直接はかからない
- 温度の高い空気は浴室の上の方にこもっていて、浴槽レベルではさほど熱くならない
■出来上がり

衣類にしわはなく仕上がりました
きれいにたたんで出来上がり
ウール100%

つづいてウール100%のニットに挑戦
■平干し

あえて、平干しネットの1枚のうえだけで乾かしてみました
袖は折り曲げて重なる状態です
■仕上がり

乾いてきたときに、素材(編み方)の違う境界で収縮率が違うために
しわと言いますか、どうしても波打ってしまいます
■着る

ところが、着てみると
境界線の上下の両方で生地が伸びる場合には、しわがなくなり自然な感じです
衣類によってはしわになるので、表示に従ったアイロンがけもしてみましょう
まとめ
平干しネットを購入して使用してみましたところ、結構いい仕事をしてくれました
2枚購入して横並びにして使用すると
干すときにも衣類を折り重ねなくて済むのがとても良いです
是非、皆様も平干しネットで乾燥させるチャレンジをしてみてはいかがでしょうか

■FLaundry 平干しネット お風呂用 60x75cm