フェリーノのインスティンクト40+5を2年以上使用しました
私の中では、とにかくお気に入りのザックです
登山、アルパインクライミング、沢登りでも大活躍で最も使用頻度が高くなりました
一言でいうと、
どんな環境に持ち込める信頼性、憂いがなくて、何かと便利なんです
結論
もはや
手放すことができません
一年中、どんなところにも持って行けるザックになりました
まさに、アルパインザックです
2年以上使用してみた経験から、そのとりこになるような良さをご紹介しますね
濡れることを気にしなくてよい
水濡れを気にしないで使えてしまう気楽さ
雪、雨、そして沢登りで滝の水を被っても中身が濡れる心配をすることがありません
ただし、ザックを水に沈める使い方では水が浸入します!
ザックにはハイドレーション用チューブを通すための隙間があるからです
しかし、普通に背負っている状態であれば
大雨が降ろうが、沢の滝の水を被ろうが水の侵入を気にすることはありません
ダイニーマ製の生地そしてチャックも防水です
当然、雪山でもへっちゃらです
休憩中にザックを雪の上においても、
テントの外の雪の上にザックを一昼夜置いても中身が濡れることはありません
一応、沢登りの時はドボンする可能性もありうるので、中身はビニール袋で軽く包んだり、防水袋を利用しています
便利な使い方
ストラップで物を取り付ける


トップ・サイド・フロントに物を取り付けることができて便利です
トップはストラップで一本締めができます
サイドやフロントは外付け用ストラップを用いることで取りつけることができます
クライミングロープをザックに取り付けることはもちろんのこと
行動中に脱いだ上着を丸めてさっとトップにとめたり
沢登り後の濡れた着替えを洗濯ネットに入れてとめてたり、沢靴をサイドに固定したりして使用しています
ただ、ストラップからくくりつけた物が抜け落ちないように用心してください
歩く振動で次第にずれ落ちる可能性があります
確実な対策
カラビナを通してザックにつなげておく
ストラップ自体を取り付けた物に通す
それができない衣類などは
しっかり強くストラップで締め付けておくのはもちろん時々確認したほうが良いです
ザックを開けて中にしまい込んだりするのは案外手間がかかりますが
行動中にさっと取りつけてしまうこともできるのは何気に楽だなと感じています
腰パッドは常時外しています

私は、脱着が可能な腰パッドは外して腰ベルトのみの状態にして使っています
クライミングの際にハーネスと干渉しなくなるのでよいですね
また、普段使いでも腰パッドの必要性は感じません
アタックザックとして
テント泊でゆくアルパインの雪山では最も持ち物が多くなります
この場合
大型のメインのザックのフロント側またはトップに、インスティンクト40+5をつぶしてくくりつけて持ってゆきます
アタックザックとしての用途に、40+5Lはやや容量が大きいです
しかしながら
サイドのストラップを締めて不要な厚みが出ないようにできますので嵩張りません
いざとなれば40Lの容量は重宝します
ロープは外付けでもいいし、持ち物がすくなければザックの中に収納も可能です
アルパインクライミングをやるには本当に頼もしいです
かっこいい

やっぱり、かっこいいです
見た目のインパクトもいい 玄人っぽくて特別な感じがします
ダイニーマの生地の独特な白
オレンジと黒でメリハリの利いたコントラスト
これいにより、しっかりとザックを形作っています
芸術品だな
この色合い、雪山の岩稜にいるときが一番映え気がし私は好きです
珍しい
2年間で、使用している人に出会ったことは2回くらいだったかな
この希少性も特別な感じにしてくれます
そのうえ、知る人は知るザックなので話しかけられます
誰とも被らない所有感をしっかりみたしてくれる
なんだかいつも連れてゆきたくなるザックなのです
不具合・不満もありました
生地が裂けた
強度の強さを謳っているダイニーマ製のザックなのでまさかと思う方もいるでしょう
実は
パッキング中に側面がまるで紙のように裂けてしましました
これには驚きが隠せませんでした
どんなシチュエーションで生じたのかというと
サックの底にぎゅうぎゅうに押し込んもうとしている時でした
側面の内側に手のひらを入れて整えていたところ側面生地がピリピリと音を立ててさけました
強度が自慢のザックなのに、これにはショックを隠しえませんでした
針孔が開いた
やはり側面の底部側ですが、岩などでこすれるたためなのかもしれません
細かい針孔がいくつか開いてしまいました
これも意外だなと思った
もともとこの製品は、さらに強度を求められるザックの底やアイゼンも付けられるフロントにはCORDURAで補強されています
つまりダイニーマの不得意な部分も加味して作り上げられているわけです
引っ張りにダイニーマですが、とても薄いので岩など尖ったもので刺さると針孔が開いてしまうこともあるのでしょう
補修テープで塞ぎました

裂けめ
ザック内側から裂け目をぴいたり合わせるようにしてガムテープを貼りました
その後、ふたたび裂けることはなく済んでいます
針孔
同様に内側からガムテープを貼りました
数字より容量は小さく感じる
容量は40+5Lですが、、、
数字だけで比べると比べると他社製品よりも、フェリー ノ インスティンクトは容量が小さく感じます
さらに
ダイニーマ製生地のため、全く伸びないことも容量が小さく感じる要因です
実際の使用状況
フェリー ノ インスティンクトは、あらゆるところに持ってゆきましたので写真で紹介します
雪山のアルパイン


積雪期のみゆけるルートは格別
アタックザック




剱岳に2泊3日のアルパイン
メインバックの背中にアタックザックとしてくくりつけて持ってゆきました
当日は天候を考慮して、平蔵谷で山頂へアタックすることに変更した
奥穂高、ジャンダルムへのアルパイン
この時は、秋なのに雪が降り一転雪山になった
夏装備でアイゼンもない状態でしたがロープを持って行ったのが救いだった

マルチピッチクライミング




小川山、御在所でのマルチピッチクライミングは岩に没入している
岩でこすれるなか、取り回しの良いザックは重宝しました
沢登り








泊りの沢登りにも大活躍
小仙丈沢、赤木沢にもこのフェリーノインスティンクト40+5のザックでことが足ります

まとめ フェリーノインスティンクト40+5
私が2年間、実際に使用してみた使いごこちの良さをお伝えしました
どこにでも持ってい行ける頼もしいザックです
私にはフェリーノインスティンクト40+5がとてもお気に入りのザックです
皆様も手に触れて良さがを感じてみてくださいね